10匹のデグーパラダイス

デグー10匹の飼い主の雑記です。

一匹飼いと多頭飼いのメリット・デメリット

皆様こんにちは。管理人あかです。

私がデグーを飼い始めたときはブルーのわらびとノーマルパイドのみぞれを同時にお迎えしました。

理由は

・一人暮らしで家を空けることが多く寂しがらせたくなかった

・寒い時でもお互い温めあうことができるため低体温症のリスク軽減になる

・優柔不断でカラーバリエーションどちらか一種類で選べなかった(^^;)

などがあります。

 

 

私はたまたま多頭飼いを選択しましたが、それぞれ以下のような点でメリット・デメリットがあると思います。

 

〈一匹で飼う〉

●メリット

・ベタ慣れしやすい

あくまで傾向の話で個体差はあります。

ただ、飼いやすさと並びベタ慣れはデグー最大の魅力と思いますので、ベタ慣れを目指す方にはオスの一匹飼いをオススメしたいです。

 

・飼育が楽

そもそもデグーはペットとしてはあまり手がかからない方です。

散歩もいりません。餌も草とペレットなので腐ったりせず管理も簡単です。

一匹ならなおさらですね。

うっかり水の補給を忘れて水がなくなるといったリスクも減らせます。

 

・体調管理がしやすい

デグーは常に食べ常に排泄する動物です。

ちょっと大袈裟に言いましたが、食欲減退・糞が小さい・量が少ないなどの変化には早く気づいてあげないと命取りになることがあります。

デグーは野生では捕食される弱い動物で、体調か悪くても弱味を見せられず隠そうとします。

一匹の方が体調の変化のサインに気づいてあげやすいのです。

 

・コスト面

言わずもがなですね。ただ一匹と二匹ぐらいであればそこまで大きな違いはないと思います。

 

●デメリット

・寂しがる、呼び鳴き

デグーはストレスに強い動物で寂しくてすぐに死んでしまうということは少ないと思います。

ただし飼い主さんに甘えたくて遊んでほしくてキーキー鳴く個体もいます。

なんとも可愛らしいですがこれがなかなかのボリュームで、デグーの気持ちはもちろんのこと、飼い主さんの睡眠や近所迷惑が心配になります。

 

・寒さに弱くなる

デグーは暑さより寒さに弱い動物です。

一年中寒さ対策(別記事で詳細は記述します)は必須です。

飼い主さんの気付けない時に万が一ヒーターの故障や夏の冷房がきついなどのトラブルが発生しても、二匹以上いれば温め合うことができます。

 

 

〈多頭飼い〉

●メリット

・寂しがらない

・温め合える

以上二つは単純に一匹飼いの反対であるため詳細は割愛します。

 

デグー同士のやりとりを見れる

人間に甘える姿も可愛いですが、デグー同士のやりとりも非常に魅力的です。

多頭飼い一番のメリットだと思います。

じゃれあって相撲したり、鳴き声でコミュニーケーションを取っていたり、ネズ団子(デグー団子より語感がよくてつい…スミマセン)を作ったりと面白い姿を沢山見せてくれます。

 

デグーの個性を楽しめる

デグーにも個性があります。

手を差し出せば自ら乗ってくれる子、おっかなびっくりの子、芸ができる子、よく寝る子…

様々な発見があって面白いです。

結局慣れるか慣れないかの一番の要素はデグーの個体差によるものだと気付かされます。

 

●デメリット

・ベタ慣れはしにくくなる

・コスト面

・体調管理がしづらい

・飼育が大変

以上は一匹飼いの反対になりますので詳細は割愛します。

 

・病気が移る

ごくまれの話ですが、デグー感染症(真菌など)にかかることがあります。

デグーは病気になりにくい頼もしい奴らですが、さすがに移るものを避けられません。

飼い主さんが一匹の異変に気付いた時に離しても既に感染してしまっているでしょう。

 

・相性がいいとは限らない

同居前提で同時に二匹以上お迎えした場合は要注意です。

じゃれあいを通り越しお互い怪我するレべルで喧嘩する場合は別居必須です。

その場合は飼い主さんの負担がかなり増大します。

そのような事態を少しでも避けるため、ペットショップで同居していたデグーをお迎えする(そうでないなら始めは別居で少しずつ慣らしていく)、オスメスまたはメスメスで同居させる、狭すぎないケージにするなどの対策が必要です。

それでも人間と一緒で相性が悪くなってしまったものをどうにかするのは難しいです。

 

・妊娠の可能性

つがいで飼う場合、増やしたくない場合はこれに当てはまります。

デグーの去勢は現時点では情報が少なく、去勢はできないという前提で飼った方がよいです。

つがいの方が確かに仲良くなりやすいですが、妊娠させたくない場合は別ケージや一匹で飼うことが必須です。

結局一匹で飼うのと同じで飼い主さんの負担が増えてしまうことになります。

また、妊娠出産自体が母体に大きな負担がかかるため避けた方がよいと獣医さんに言われたこともあります。(デグーを飼うこと自体が矛盾になりますが)

ただし、これだけは言いたい。子どもはめちゃくちゃ可愛いです!

子育てする姿も可愛いですよ。

 

f:id:degupara:20170701224747j:image

ひのき、まりも、めかぶが産まれる前のファミリー。 うっかり逃げ出さないように粟の穂を置いて引きつけています。

あまりに可愛すぎて里子に出すという選択肢はすぐになくなりました(^^;

妊娠が怖いためもう家族写真を撮ることはできません…わらびの早打ちっぷりは驚愕でした。

ブレブレですが貴重な一枚です。

 

 

個人的にはどちらの飼い方が正解とは思いませんが、せっかくお迎えするなら自分にあった方を選択できるとデグーも飼い主さんもお互い幸せですよね。

 

f:id:degupara:20170701230707j:image

眠そうなひじき

 

個人的なデグーあるある

閲覧くださりありがとうございます。管理人のあかです。

 

本日はデグーのあるあるを思いつきで羅列したいと思います。

個人的な見解ですので共感できない部分も多々あるでしょう。

または多頭飼い、ケージを分けている、その他飼育環境での違いも出てくいると思います。

あるあるだけでなく、「ないない!」も含めてお楽しみください。

 
・掃除した直後に限っておしっこする
・そんなに懐いてないデグーはマッサージされると真顔で受け入れる(ベタ慣れだと気持ち良さそうにします)
・お腹を見せて動かない時はただ寝てるだけ。うつ伏せでじっとしてる時は具合がよくないのかと心配してしまう

・たまにガチで熟睡していて声をかけても起きず心配する。そして起こしてしまい申し訳ない気持ちになる
・巣箱を与えると床材(紙など)をちぎって巣作りする。床を荒らされたくない飼い主はチラシをちぎってせっせと渡す
・ある日突然尻尾の先が無くなっている(デグーはよく断尾しますが復活しません)
・まれに前歯も抜けている(病院に行きましょう)
・砂浴び場はトイレにされる
・砂浴びのビンが狭く二匹以上で入ると固まっている
・突然ペレットに飽きる

・ペレットを何種類か与えると好き嫌いが露骨に出る
・よく相撲してる。その数分後にひっついて寝ている
・よくデグー同士で会話してる(ピピピ…、プピプピなど)
・他デグーが回した回し車で一回転する
・来客の時の警戒音「キッ!」

・シャツの胸ポケットにちょうど入る(わらびは入りません)

・ペットショップのデグーと自分のデグーを比べて大きさが違い過ぎて驚く(ペットショップはよく巨大デグーがいます)
・おやつもらったのに「まだもらってませんけど?」という顔をする
・ケージを掃除すると隅っこにへそくりのペレットがたまっている
・巣作りするが掃除の時に巣材を撤去してもめげずにせっせと作る

・多分↑で巣作りしていたことは忘れている
・真夏でもヒーターの上で寝ている
・「だめ!」と怒るとケージ齧りをやめるがすぐに再開する
・正面が見えづらいのか人の手を餌だと思って甘噛みしてくる
・おやつへの執念がすごい。特に林檎の枝
・意外と毛が抜ける
・ブルーデグーとして売っててもかなり茶色が混ざっていたりする
・手足の裏はかわいくない

・都会と地方でデグーの値段が違う。都会の方がお手頃

・カラーバリエーションも都会の方が多い
・普段は水を飲まないが、一旦飲み始めると長い
・複数飼育時の尻尾のハゲとバサバサ、そしてヒゲがない
・ブルーデグーは正直ネズミにかなり似ている
・怒った時の「ぷきーっ!」「にゅー」
・食事の邪魔をすると飛んでくるデグーパンチ

・しかし全く痛くない
・結構鈍臭い
・鈍臭くてケージから逃げ出してもすぐに捕まってしまう

・高いところは好きだがステージからよく落ちる
・動物病院にデグーの診察可否を問い合わせた時のスタッフさんの困惑「えっ、デグーですか?」

※首都圏はまず問題ないですが、デグーのお迎えを検討される方は診察できる病院を必ず確保しておきましょう!

・代わって出てくれた先生も困惑している
・子デグー独特の柔らかさと乳臭さ

・メスはさらさらなのにオスはベタベタしている

・飼い主が夜更かしするとデグーも夜更かしする

・時々マネキンチャレンジしている

・伸びをすると意外と胴が長いことに気付く

・あくびの瞬間を撮りたいが撮れない

・端っこや角っこが大好き

・二日ほど不在にすると結構寂しがってくれて申し訳ない気持ちと感動が生まれる

・ケージに近づくとおやつをねだってくる

・水の交換などでケージに頭をつっこんでいるといつのまにか背中や肩に乗っている

・帰宅の瞬間床に糞が落ちていると焦る(脱走の証)

 

いかがでしたでしょうか?

また思いつきがたまってきたら記事にしたいと思います。

 

f:id:degupara:20170701204929j:image

わらび近影(デグーパンチの瞬間撮れず)

f:id:degupara:20170701211907j:image

水から離れないひのき

家族紹介③

続きまして最後の家族紹介です。前記事のあられ達の弟妹にあたる3匹です。誕生日は2017年4月26日です。もうペットショップにいてもおかしくない年齢かと思います。

 

実は、この3匹の出産は全くの想定外でした。

みぞれとわらびが会えないのがかわいそうで一緒に遊ばせたところ、一瞬のうちに交尾してしまったようです。

おっ始めようとしたところをすぐに離しましたが間に合いませんでした。

短期間にみぞれに二度も出産させてしまったことは猛省しております。

幸い母体も子供たちも欠けることなく奇跡的にすくすく育っていることは本当に幸運だと思います。

今後は細心の注意を払っていきたいと思います。


f:id:degupara:20170629122649j:image

まりも(♀、ブルーパイド)
綺麗なブルーパイドで頭の白ぶちがキュート。兄のひじきのように変わった色にならないか今から心配^^;人間はもう怖くない様子。

f:id:degupara:20170629123127j:image

めかぶ(♀、アグーチ、一番右)
我が家唯一のアグーチ。ペットショップと違いウチでは一番貴重な柄。近づくと隠れてしまうが、姉のよもぎよりは前に出てくる。やはり血が野生に近いのか3匹で一番体格がよい。

 

f:id:degupara:20170629124029j:image

ひのき(♂、ブルーパイド、右)

頭の模様がみぞれにそっくりな男の子。とても人懐こく、我が家一のベタ慣れ候補。人間と♀デグーは好きだが♂デグーは大嫌いなようで、父親や兄達に会わせると人が変わったようにキレる。ということで♂達との同居は断念し、現在一人暮らし。幸い一匹になっても母親や姉達を呼び鳴きせず静かに過ごしてくれている。尻尾が他に比べて長い。

家族紹介②

前記事の続きでみぞれとわらびの子ども達を紹介します。 この子達はみんな2016年12月25日生まれ、クリスマスベイビーで誕生日がとても覚えやすいです。

 

説明が遅れましたが、名前の後ろのノーマルだとかパイドだとか言ってるのは色の種類です。恐らく日本で手に入る種類は以下のとおりです。

 

アグーチ(ノーマルカラー、茶色)

・ブルー(ネズミ色、劣性遺伝子のカラー) 

・ノーマルパイド(茶色に白ブチ)

・ブルー(ネズミ色に白ブチ。この中では一番レア)

 

ちなみに海外にはブラック、ホワイト、サンドなどもいるようです。

 

 

f:id:degupara:20170628202845j:image

あられ(♂、ノーマルパイド)

体が真っ白なノーマルパイド。のはずが、マーキングされまくっているせいかかなり汚れている。ノーマルパイドはブルーパイドに比べ白い部分が広い傾向にある模様。子どもの中では人に慣れている方だが、同時にかなりのビビリであり、少し物音がするとどこかに逃げて行く。我が家の脱走チャンピオン。

 

f:id:degupara:20170628201058j:image

ひじき(♂、ブルーパイド)

我が家で一番警戒音(キッ!キッ!)を発する緊張感?のある奴だが、よくひっくり返って寝ている。一度泣き始めると止まらないので近所迷惑が心配。ブルーパイド…のはずだったがこのままペットショップでブルーパイドとして並べると怒られるかもしれない(写真参照)。成長するにつれブルーと茶色が混ざってきた。あられの次に脱走する。そこそこ懐いている。

 

f:id:degupara:20170628204225j:image

わさび(♂、ブルー、一番右)

わらびに似ていたので語感の似た名付けにしたが、やはりひじきと同様色が混ざってきた。色が混ざってくるのはやはり父親似なのかも。お陰様?でブルーに茶色のパイド(斑)というとても不思議なカラーの体毛を持つ。とても臆病で殆ど懐かない。わさびが隠れた時に他のデグーもつられて隠れる。

 

f:id:degupara:20170628204633j:imageよもぎ(♀、ブルー)
懐いてくれないやつその2。おやつを持った手を近付けた時は寄ってきて奪ったら即座に逃げるヒット&アウェイが得意。色味は父親のわらびに似ない綺麗なブルーで、そのため後述のもずくと見分けがつかない。

f:id:degupara:20170628204726j:imageもずく(♀、ブルー、寝ている方)
みぞれとわらびの子ども。見かけ上はよもぎと見分けがつかない。かなり人懐こく、子どもで一番懐いてるかも。よもぎと性格で判別するが、どうしてもわからない時は左手の裏を確認する。ピンクがよもぎ、黒い模様があるのがもずく。よもぎももずくも弟妹の面倒見がよく、姉妹仲も良好。ただしひのき以外のオスには厳しい。

家族紹介①

皆さまこんにちは、あかです。夏ですが、夜はデグー達はヒーターの上で寄り添って寝ています。

ここで、今家にいる10匹のデグー家族を紹介します。長いのでわけます。この子達はペットショップで出会ってお迎えした子達です。妊娠しないよう、今は別々のケージで暮らしています。

 

f:id:degupara:20170627123315j:image

みぞれ(♀1歳、写真左側のノーマルパイド)

8匹の子どもの母親。誕生日は2016年の2月中旬だと思われる。お迎えした時は生後二ヶ月、まだ子どもらしい容姿だった。今のところ一番懐いている。ジャンプの芸ができる。二回子どもを産んでなおもピンピンしている頼もしいママ。アグーチが一匹しか産まれていないことを考えるとみぞれの親はブルーかブルーパイドだったのかもしれない。

 

 f:id:degupara:20170627123935j:image

わらび(♂1歳、ブルー)
8匹の子どもの父親。誕生日は2016年2月上旬とのことで、みぞれより少し早い(ペットショップでは正確な誕生日はわからない)。みぞれはお迎え当時小さかったが、わらびは既に大人の貫禄があった。というか今もウチで一番でかい。始めは怖がりで慣れるまで苦労した。今はそこそこ懐いていて、輪くぐりの芸ができる。動きがのそのそしている。よく「ぶぎー」と鳴く。もともとみぞれと同居していた。マーキングしまくりで、子ども達や飼い主の手がよく被害に合う。ブルーだが、お尻に白髪が生えていて、体が丈夫。成長するにつれ茶色が混ざってきた。 

このブログについて

皆さんはじめまして、当ブログの管理者のあかと申します。デグーを飼いはじめて一年以上になります。

チンチラやモルモットに比べてイマイチ知名度の低いデグーさん達の魅力をお伝えしたくブログの開設に至りました。また、まだまだ少ないデグーの飼育情報について、自分の経験も交え掲載していこうと思います。

デグーを知らない方、デグーの飼い主さん、デグーを飼おうか迷っている方、多くの方に楽しんでいただけたら幸いです。